おっさんを経営分析してみた2(婚活編)

konkatu

 

未婚者が増えてますね。

日本人の生涯未婚率(50歳までに婚姻歴のない人の割合)は年々上昇しています。「結婚に興味がない」という理由だけでなく、「出会いがない」「経済的に難しい」という人も多いようです。

日本人の生涯未婚率
内閣府HPより

 

どうすれば結婚できるのか、Aさんの場合

たとえば結婚したいのに出会いがないという、アラフォー未婚のAさん(男)のケースを前エントリのツールを利用して考えてみます。

おっさんを経営分析してみた…今ここにある危機を乗り越える2つのツール

(ちなみに47ossanは髪一重で運が良かったので結婚しましたが、それまでは出会いがないことを仕事のせいだとか、べつに恋愛めんどくさいしーとか言ってました。)

アラフォーAさんのSWOTマトリクス

 

SWOTマトリクス(婚活)

アラフォーAさんのSWOTダイアグラム

 

で、ここからSWOTダイアグラムに移ります。
Aさん(男)は、自分の「強み」や「弱み」について考えていきました。いわゆる長所と短所です。「機会」とは自分に与えられるチャンスや出会いの場です。「脅威」は外部状況の悪化ととらえるとわかりやすいかもしれません。

 

次に、それらの4つを掛けあわせて埋めていきます。前回も書きましたが、SWOTは、このダイアグラムが肝です。なぜなら、これで「状況・状態分析」を「決断・行動」にするからです。

 

人は傷つきたくないために現状維持を選びがちです。自分では気づかない深層心理で行動にブレーキをかけたりします。上の表を埋めただけで、行動したような気にもなります。でも、思考(したつもり)だけでは何も変わりません。

なので、Aさんは次のようなもの作りました。

SWOTダイアグラム(婚活)

 

理想と現実のギャップを埋める

現状認識していくと、これまで歳を重ねた日々は、理想をふくらませる期間とイコールでした。その状態でいざ婚活をはじめても、理想と現実とのギャップを感じるばかりで、うまくいくはずもありません。

 

そこで、思い切った方向転換をします。自分の理想を追いかけるのはやめて、受け身戦略をとります。能動的受け身です。

ふだんは口数の少ないAさんですが、オフ会では自分の得意分野だけに饒舌になります。そこをあえて、聞き役にまわります。さらに、自分の容姿とかの好みを相手に投影するのはいったん脇に置きます。また、相手の好みが自分に投影されるよう、たとえばファッションのアドバイスをもらったりします。ファッションはわりと簡単に修正がききますから。

 

男と同じように、女性だって満たされない気持ちがあるはず。それを受けとめ、自分の持っているもので(あるいは持っていないものを逆手に取って)満たしてあげる。それが、上の二つ目の表の根底にあるポイントです。

 

口下手は聞き上手への近道ととらえなおせば、弱みだって武器になります。ファッションだって、相手の好みをそのまま反映させれば、それは相手に好かれるツールになります。

 

そのために重要なことは、これまで自分が満たされるために思い描いていた理想をいったん捨て置くことができるか、です。

 

Aさんは、結婚願望のある女性がたくさんいるからと婚活サイトに登録しました。結婚が前提となるので、話が早いと期待したんです。でも、そもそも会うことさえままならないという結果でした。なぜなら上で挙げた弱みが弱みとしか相手に認識されないから。つまり、相手からの条件(年収や年齢その他)で足切りされるわけです。最初から試合もせず退場させられるのと同じです。手早そうに思えて実は遠回りだったのかもしれません。

 

そうした認識は大事ですね。なぜいままで出会いがなかったのか。選んだ出会いの場が間違っていたのか。理想の出会いがなかったのは、実は出会いがなかったのではなく、理想が高かったのか。コンプレックスがあってわざと間口を狭くしていたとか、会話を面白くしないといけないと思って空回りしていたとか。

 

思考は現実化する?

「思考は現実化する」とか言われます。でも、ただ夢想していても現実化しないのは当然のことです。それが相手への条件だけになっているから。その条件と自分とのすり合わせをなおざりにしているわけです。

 

「現実化」は、行動が伴ってはじめてなされますよね。行動せずに求めることは、ただ傷つきたくないという思考を現実化させてるだけです。実際には、何かを求めて行動すればフィードバックがあって、求めても得られなかったり、傷ついたりします。

 

ただ、それは相手にとっても同じことです。それに気づいて自分の行動を変えられるかどうか。そのニーズに合わせられるか。これまで自分の欲求ばかりフォーカスしてきたけど、相手の気持ちはどうなのか。そうした認識と行動変化のために、ツールを使います。

まとめ

 

婚活を例にしましたが、これはどんな場面でも誰にでもある思考パターンではないでしょうか。これは何も婚活だけではなく、どこにでも転用できると思います。

 

現実からのフィードバックはなかなか厳しかったりしますが、恐れていたものとは違うプラスのフィードバックや楽しさが返ってきたりもしますよね。あ、こんな魅力があったんだ(発見)とか。あ、こんなオレでも受け入れられるんだ(不思議)とか。

 

その第一歩を踏み出すためのツールのご紹介でした。