機会にあふれた今後

過去を振り返るのは簡単、でも未来を当てるのは難しい。

2011年はたいへんな年だった。
では、これからどうなるのか…。

多くの人が、時代の分岐点の気配をなんとなく感じ始めている。

ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」に、イノベーションのための7つの機会として以下のようにある。

1.予期せぬこと(成功・失敗・出来事)の生起
2.ギャップの存在
3.ニーズの存在
4.産業構造の変化
5.人口構造の変化
6.認識の変化(ものの見方、感じ方、考え方の変化)
7.新しい知識の出現

つまり、現在には大きなイノベーションの機会が訪れている。
そんななか、たとえば昨今就活が厳しいと言われるけれど、親の世代が良しとするような会社に入ろうと縮こまってしまうのは、本人の精神衛生にも社会にとってもよくない。

JALの高貴なイメージは今や跡形もなく、SONYはイノベーションに抵抗してあっという間にAppleやSAMSUNGに追い抜かれた。社会は大きく変容している。
東電の経営が傾く(実質的に債務超過)なんて誰も想像しえなかったことが現実となる。
そんな現実にあたふたしている古い世代の認識こそがギャップであり、今の社会を隘路に導く固定観念だ。
そうした世代が大多数を占める限り、ギャップは広がり続けるのだろう。

古い社会が、音を立てるように崩れていく。
けれど、古いものが崩れる場所にしか、新しいものは生まれない。
だからこそ、変化をおそれない若い世代にとって、これからの時代は、厳しいけれど明るい。

海外にしばらく出て日本に帰ってくると、この国がいかに物質的に豊かで、平等な機会に恵まれているかに気づかされる。ところが、均質に重きを置きすぎて、縮こまっている。

他者と違うことや失敗をおそれず歩む覚悟があれば、もっと精神的に楽になれる。まず一歩、次にまた一歩。

失敗したら…やり直したらええだけやん。
新年の門出に、自戒をこめて。