取り付け騒ぎとパニック
1995年の、蒸し暑い夏の晩のことだった。 大阪市内を国道25号線沿いに自転車で走っていると、テレビ局の中継車が物々しく…
本「爽やかなる熱情 電力王・松永安左エ門の生涯／水木楊」
爽やかなる熱情―電力王・松永安左エ門の生涯 ラオスやインドにいたとき、しょっちゅう停電が起こった。皆、ああまたかという感じで、誰も驚きも騒ぎもしない。夜、付近…
新しい一歩のアート
マハラジャの住居／ウダイプール、インド 批判と、批判対象そのものを変えるために自らリスクを取る行為とは違う。百の言葉と、一歩足を踏み出すことは、その重みが違う…
批判的思考と、自己認識のバランス
結論のない話だが、考えさせられるやりとりがあった。 きっかけは、ツイッターで誰かがリツイートしたある日本人のツイートだった。（名をＡ氏とする。ちなみにそれが誰…
「普通」の終焉――5月病の若者に捧ぐ――
受難の世代？ こないだ、アーティストの村上隆氏のツイートに次のようなものがあった。 http://twitter.com/takashipom/status/…
ゴールデンブラザー （ミャンマー紀行1999） 5
ヤンゴン、ミャンマー（2005） （前回からのつづき） ホテルの食堂で朝食を済ませ、散歩でもしようと外に出ると、入り口にラジャが座っていた。 「朝飯は済んだ？…
ゴールデンブラザー （ミャンマー紀行1999） 4
ヤンゴン、ミャンマー（2005） （前回からのつづき） ぼくは、はぐれた友人に用事があるからとその場を後にした。昼食に外に出た際、まだそこにいたヘンネリに声は…
ゴールデンブラザー （ミャンマー紀行1999） 3
ヤンゴン、ミャンマー（2005） （前回からのつづき） 夜、ヘンネリと夕飯を食べようとスーレーパゴダ近くまで歩き、無料だと言うので入ってみた。雨はやんでいたが…
ゴールデンブラザー （ミャンマー紀行1999） 2
ヤンゴン、ミャンマー（2005） （前回からのつづき） 両替がしたかったが、あいにくレートのいい市場内の店は今日も明日も休みだった。ホテルはレートが悪く、他の…